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not 〜 because … について
Q:
「死刑があるからといって犯罪が減るわけではない」
といいたいのですが、
〜だからといって、、、という表現はどうしたらいいのですか?
↓
↓
↓
A:
「〜だからと言って」は、because です。
because は「直接の理由」を表すので、これがいいですね。
「〜だから」は、他にも since が有ります。
理由も表しますが、付帯的な状況を表す意味合いが有ります。
アメリカ英語では好まれます。
他に as も有ります。
as は色んな意味があるため、理由を表すにはぴったりではありません。
会話では好まれません。文章体です。
また、for も有ります。
これは必ず主節の後において、「〜だ、と言うのは…だから」と言う風に、付け足しで用います。
これも文章体です。
また質問文の「〜だからと言って…ない」には、not 〜 because … を用いますが、これには注意点が必要です。
例文
I don't like him because he is tall.
not が動詞を打ち消すのか、because 節を打ち消すのかで2通りの意味が取れます。
「彼は背が高いから、彼が好きではない」
「彼が背が高いからと言って、彼が好きなわけではない」
コンマを打ったり、because を前に持って行くことによって、上の意味を表せます。
I don't like him, because he is tall.
Because he is tall, I don't like him.
これで「彼は背が高いから、好きではない」という意味が出せます。
逆に、because の前にjust, only, simply, chiefly などを入れることによって、「〜だからと言って…ない」であることを表すことができます。
I don't like him simply because he is tall.
「ただ単に彼が背が高いからと言って、彼が好きなわけではない」
これらから、質問文の英訳はこうします。
Crime rate does not drop simply because the death penalty exists.
いかがでしょうか?
RE:
forを使った場合、どのような文章になりますでしょうか?
教えてください。
RE:
because は「直接的な理由」を表します。
「〜だから、…」です。
for は、補足的に新情報を付け加えます。
「…、というのは〜だから」
質問文は、「直接的な理由」を表すので、for は使えないと思います。
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