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仮定法と時制の一致
Q:
仮定法の文(想像上の時間が重視される)
He said if he were a bird, he would fly to her.
「僕が鳥なら彼女のもとへ飛んで行くのだがと彼は言った」の
<想像上の時間>の時間とは現在ありえないことを仮定していることで、それは過去形で表しますが、もし時制の一致を受けるのなら、過去完了にして過去におけるありえない仮定として表すことになるのですか?
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A:オッハー(管理人)
それは違います。
仮定法は、現実とは異なることを表現するために、時制をずらします。
現在の事実に反することは過去形で表し、過去の事実に反することは過去完了形で表します。
そして、仮定法の表現は時制の一致を受けません。
現在の事実に反することは常に過去形、過去の事実に反することは常に過去完了形で表します。
常に一定なのです。
時制の一致は、現在から見て、それぞれの前後関係を示したいときに使われます。
「使われます」と言うよりも、それぞれ(主節と従属節)の動詞の前後関係を示すと、
結果的にいわゆる時制の一致というものを起こすことになるのです。
逆に、それぞれ(主節と従属節)の動詞の前後関係(どちらが先でどちらが後か)を考えていなければ
時制の一致は起こらないのです。
多分に話し手の主観によるところが大きいとも言えます。
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