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どうして副詞とわかるのか?
Q:
「out(不在で)」は副詞ですが、動詞,副詞、形容詞を修飾するのが副詞と習いました
例えば「here(ここに)」は「ここにいる」のように動詞を修飾します。
では「out(不在で)」は例えば何を修飾しますか。
具体例を挙げてもらえますか?
↓
↓
↓
A:
out の具体例ですね。
He is out now.「彼は今出かけています」
この out は is「いる、存在する」を修飾しています。
他にも
He came out of the room.「彼は部屋から出てきた」
この out は came を修飾しています。
RE:
ちょっと質問のしかたをかえてみます。
ある単語があって、それが副詞かどうかを判断するときに、「here(ここに)」は「ここにいる」のように動詞を修飾するから副詞である、と考えていました。
ところが「out(不在で)」は「不在で〜」のようにはいかないのかもしれません。そうすると、これが副詞であるというのは暗記するしかないのですか?
それとも何か判別法がありますか?
RE:
ありますよ。
副詞は名詞以外の語(句)を修飾する修飾語にすぎず、文の要素になれません。
つまり、副詞を取り除いても文は成り立ちます。
ただし、一般動詞の場合はわかりやすいのですが、be動詞の場合、混同する人がいるようです。
形容詞と比べてみるとわかりやすいかもしれません。
He is young.「彼は若い」
この young は he の性質を表していて、he = young が成り立ちます。「彼は若いし、若いのは彼です」そして、young がなければ文は成立しません。
He is.「彼は、です」さっぱりわかりません。
そこで補うのが補語です。young は文の成立に不可欠なものでこれは形容詞と判断します。
次に He is out.ですが、この is は「いる」です。
He is.「彼はいます」で文が成立しています。
そして、out で「外に」という説明が加わっています。
he ≠ out です。「彼は外じゃないし、外は彼ではありません」
私はこうして判断しています。
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