英文法 単元別質問と回答

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動名詞かto不定詞か

Q:Shihoさん

 

今、動名詞をしています。

 

stopを使う時は、動名詞と不定詞が使えるとありましたが、雨がやむの時は、It stopped raining this morningで、It stop to rainとはならないとありました、どうしてですか?

 

又、talkの時も、I stopped talkingではなく、I stopped to talkとありました。

 

どうしてですか?

 

 ↓
 ↓
 ↓

 

A:5さん

 

動名詞は、-ing の形が表している通り、

 

実際にその動作が進行している状態がイメージされます。

 

 

不定詞は、to +動詞の原形ですから、

 

どちらかと言えば、これから先の動作を意識した表現です。

 

 

これらを踏まえると、

 

他動詞の stop 「〜をやめる」に続くものとしてふさわしいのは、

 

進行中の動作を表す動名詞だということになりますね。

 

 

stop に不定詞を続けた場合は、「〜をやめる」ではなく、

 

これからその動作をするために「立ち止まる」という感覚になります。

 

(stop は自動詞と捉えます。)

 

 

ちなみに、話の流れによっては、

 

I stopped talking. と言うことも可能ですので、気をつけてください。

 

 

A:Emanonさん

 

Shihoさん,

 

> stopを使う時は、動名詞と不定詞が使えるとありましたが、雨がや
> むの時は、It stopped raining this morningで、It stop to rain
> とはならないとありました、どうしてですか?

 

Swan の "Practical English Usage" 等を参考に書きますが,このような「動名詞」と「不定詞」の使い分けの理由は(今のところ)専門家もよくわかっていないようです。

 

つまり,今回の「どうして?」という質問には「答え」が用意されていない。よって,「そういうものだ」ということで,わたしたちはそのまま覚えるしかないのだろうと思います。

 

もちろん,自分なりに理屈付けし,工夫して覚えるようなことがあってもよいとは思うのですが,それは大概,その場限りの理屈に終わってしまうでしょう。

 

そのことは,「(〜するのを)やめる」の意味で,stop とほとんど同義の動詞:cease のケースを考えて見れば明らかです。

 

cease は,"cease doing" も, "cease to do" も,どちらも可能です。

 

そうなると,stop で「(〜するのを)やめる」が "stop doing" としかできないのはなぜかをいくら考えても,その理屈が cease では通らないことになります。個々の動詞について,それぞれの理屈が必要だということになると,結局,これは場当たり的な説明しかできないということでしょう。

 

ということで,今回の質問は,stop の語法として,理屈抜きに覚えることを私としてはお勧めします。stop 以外の同様のケースについても,それぞれの動詞に応じて,用法を辞書で確認しつつ,どのような形が可能なのかを1つ1つ地道に覚えてゆくようにしたほうがよいと思います。

 

 

RE:5さん

 

o や -ing の持つ語感を用いて

 

統一的な解釈をするのはおかしいあるいは難しいということですか?

 

 

 

 

 

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