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仮定法と時制の一致
Q:ke_さん
こんにちは。いつもお世話になります。
以下の文についてお尋ねします。
If your mind didn't wander, then you'd be restricted to thinking about whatever you are doing right now.(全統模試より)
仮定法で過去形の文なのにabout以下がいきなり現在形になる理由が分かりません。
解説をお願い申し上げます。
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A:Emanonさん
ke さん,
ご質問は,「仮定法における時制の一致について」ということだと思います。
一般的に,仮定法では時制の一致を求めることは少ないそうです。
時制が一致しているように見えても,それは機械的な一致ではなく,内容が「仮想」に含まれるかどうかによります。
今回の質問では,whatever 以下が,帰結節の仮想性とは関係ないことなので現在形になっているというふうに考えられます。
つまり,「(何であれ)今あなたがしていること」とは,現実の内容(仮想ではない)ので,全体の時制が過去であるにも関わらず現在形になっている,ということです。
私は if 節内の時制の一致について調べたことがあり,その際,『英語語法大事典』1の p.637,4の p.324 などが参考になりました。
上のコメント内容は,これらをふまえてのものです。
RE:ke_さん
迂濶にもタイトルが空欄でした。申し訳ありません。
詳しい解説ありがとうございます。
確かにこの部分は全く仮想的ではないですね。機械的に統一しておけば良いと思っていましたが、そうではないのですね。大変参考になりました。
お示しの語法事典も是非読んでみようと思います。わざわざ確認して下さったようで、ありがとうございます。
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