分詞構文-001
☆Participial construction-001
● Choose the best answer from the four choices.
001.This train starts at eight, ( ) at Hakata Station at eleven.
(1) arrive
(2) arriving
(3) arrived
(4) to arrive
↓
↓選んだ?
↓
↓
↓
●Answer
001. (2) arriving
「この電車は8時に発車して、11時に博多駅に着く」
接続詞がないときは、分詞構文を考える。
どういうこと?
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【解説】
☆分詞構文-001
●適語(句)選択
001. This train starts at eight, (arriving) at Hakata Station at eleven.
「この電車は8時に発車して、11時に博多駅に着く」
問題文の、arriving 〜の表現方法を分詞構文と言います。
分詞構文とは、分詞(現在分詞や過去分詞)が接続詞と動詞の両方の働きをする表現を言います。
文を簡潔なものにする表現方法です。
会話ではあまり使われない表現で、文章体でよく用いられます。
Taking out a key from his pocket, he opened the door.
= He took out a key from his pocket and (he) opened the door.
「ポケットから鍵を取り出して、彼はドアを開けた」
Taking 〜, の部分が分詞構文で、Taking が took と and の両方の働きをしていることになります。
そして、分詞構文を用いた文の方が簡潔な表現になっています。
つまり、分詞構文を用いた文は、接続詞を用いて書き換えられるということです。
ですから、接続詞がない文は、分詞構文で表現されている可能性があるわけです。
He took out a key from his pocket.
He opened the door.
基本的に、上記の文をただ並べただけでは1文にはなりません。
2つ以上の文をつなぐときには、接続詞が必要なのです。
これを覚えておくことは重要です。
このことから
接続詞がないときは分詞構文を考える!
分詞(〜ing, p.p.)が接続詞と動詞の両方の働きをするのが分詞構文です。
覚えましょう。
ただし、接続詞だったら何でも分詞構文にできるわけではありません。
主な用法を5つ覚えましょう。
分詞構文の意味(接続詞の種類)による分類
1. 時 when
2.理由 as
3.条件 if
4.譲歩 though
5.付帯状況 and
付帯状況は「〜しながら」とか「〜して…」などの訳をします。
置き換えられる接続詞は代表的なものを挙げました。
他にも様々な接続詞が考えられますが、主な分類は上記の5つです。
いずれにせよ
「接続詞がないときは分詞構文を考える」
と覚えておきましょう。