ケータイ版最強の英文法

態-007


 

☆Voice-007
● Correct the error, if any.

 

007.「私はその都市でパスポートを盗まれた」

 

I was stolen my passport in the city.

 

 ↓
 ↓訂正した?
 ↓
 ↓
 ↓

 

●Answer

 

007. I had my passport stolen in the city.
または
My passport was stolen in the city.

 

いつも人が主語になるわけではない!

 

そんなのどうやって見分けるの?

 

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【解説】

 

☆態-007
●誤文訂正

 

007.「私はその都市でパスポートを盗まれた」

 

×I was stolen my passport in the city.
 ↓
○ I had my passport stolen in the city.

 

または
○ My passport was stolen in the city.

 

日本語に合わせて機械的に人を主語にして受動態にすると間違える時があります。

 

どうやって見分ければいいのでしょうか?

 

簡単です。
能動態にしてみればいいのです。
× Someone stole me.
○ Someone stole my passport.

 

最初の文は、成り立たないので、I(私は)を主語にして受動態はできません。
人さらいになってしまいますから。
後の文は成り立ちます。だから passport を主語にして受動態ができます。

 

ただし、使役動詞の have や get を使って I を主語にした表現ができます。
I had my passport stolen in the city.
I got my passport stolen in the city.

 

O(目的語)と C(補語)の間に「パスポートが盗まれた」という関係性を作ってあげればいいのです。

 

 

まとめておきます。

 

日本語ではよさそうでも、英語では受動態にできないものがあります。

 

能動態を考えます。
文型を意識して文を作ります。

 

「風で帽子を吹き飛ばされた」
× I was blown off my hat by the wind.
○ My hat was blown off by the wind.
○ I had my hat blown off by the wind.

 

「私が吹き飛ばされた」のではなく、「帽子が吹き飛ばされた」という関係を作ることが大切です。

 

能動態を考えてみます。
× The wind blew off me my hat.
○ The wind blew off my hat.

 

「私を吹き飛ばさない」ように注意しましょう。

 

 

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