否定-009
☆Negation-009
● Choose the best answer from the four choices.
009. Who ate all the cake? There is ( ) left!
(1) nothing
(2) no one
(3) nobody
(4) none
↓
↓選んだ?
↓
↓
↓
●Answer
009. (4) none
「誰がケーキを全部食べたんだ? 少しも残ってないじゃないか」
気になる否定語の違いを覚える!
----------
【解説】
☆否定-009
●適語補充同意文
009. Who ate all the cake? There is ( none ) left!
「誰がケーキを全部食べたんだ? 少しも残ってないじゃないか」
否定語の none の使い方を覚えましょう。
基本的に、none of 〜「〜の何も…ない、〜のだれも…ない」という形で使われます。
none は、人にも人以外にもどちらでも使えます。
ですから、of 〜 を用いて、人なのか人以外なのかを示す必要があるわけです。
none of the cake とか none of my friends のように、of の後には、必ず特定の物や人が来ます。
これは、most of the 〜 や some of the 〜 などの語も特定の語を取るのと同じです。
none は基本的に単数形扱いです。
しかし、of の後の単語につられて、複数形扱いにすることも多いようです。
none は none of 〜 の形を取ると言いましたが、問題文では、none が単独で使われています。
これは、その前の文で、特定のものがケーキとわかっているからです。
本来、none of the cake と言うべきところが、ケーキとわかっているので、of the cake が省略されているのです。
このように特定のものが前の文からわかるときには、noen が単独で使われます。
さて、何も残っていないのならば、nothing も合っているではないかと思う人もいることでしょう。
しかし、nothing は不特定のものが「何も〜ない」という意味です。
不特定のものですから、nothing of 〜 という表現はありません。
常に、単独で使われます。
この問題で nothing を使うと、ケーキもお皿もフォークもコーヒーカップも何も残ってないことになってしまいます。
ケーキ限定にしたければ、none を使わなければなりません。
その他の選択肢、nobody, no one は人にしか使えません。
そして、no one nobody も単独で使います。
no one of 〜 という表現も nobody of 〜 という表現もしません。
どちらも「誰も〜ない」です。
しかし、nobody は不特定の人に使います。
no one はある限られた状況にいる人に使います。
呼びかけの場合は、nobody が好まれます。
その他の否定語を用いた表現を覚える!
needless to say「言うまでもなく」
to say nothing of 〜「〜は言うまでもなく」
not to speak of 〜「〜は言うまでもなく」
not a few「かなり多くの(数)」
= quite a few
not a little「かなり多くの(量)」
= quite a little
no longer 〜「もはや〜ない」
not 〜 any longer「もはや〜ない」
no 名詞 whatever「まったく〜ない」