仮定法-003
☆Subjunctive mood-003
● Choose the best answer from the four choices.
003. ( ) we known his address, we would have visited him.
(1) If
(2) Were
(3) Had
(4) Should
↓
↓選んだ?
↓
↓
↓
●Answer
003. (3) Had
「彼の住所を知っていたら、私達は彼を訪ねていただろう」
仮定法の基本形を覚えていたら、何かが足りないということに気づくはず。
どういうこと?
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【解説】
☆仮定法-003
●適語選択
003. (Had) we known his address, we would have visited him.
「彼の住所を知っていたら、私達は彼を訪ねていただろう」
まず、would not have been という表現から仮定法過去完了と判断します。
仮定法の基本形を覚えることが重要です。
仮定法過去完了
If … had p.p. …, … 助動詞の過去 have p.p. ….
「(あの時)〜していたら…していたのに」
これが仮定法過去完了の基本形です。
問題文をこれに当てはめると
If we had known his address, we would have visited him.
という文になることがわかります。
ところが、問題文では if と had が見当たりません。
このような場合は、if が省略されたと判断します。
この If が省略されると倒置を起こします。
(疑問文の形になる)
If we had known his address → Had we known his address となります。
if があるのが仮定法という考えは捨てましょう。
if 節の部分は、倒置の他にも様々な表現で言い換えることが可能なのです。
しかし、had known は変えられません。
そこで if を省略し、if を省略したことを伝えるために、倒置という特殊な形を取ります。
基本形を覚えたら、次に 「if の省略 → 倒置を起こす」と覚えましょう。
倒置は
If I were → Were I
If I had p.p. → Had I p.p.
If I should → Should I
この3種類の形が考えられます。
Were が出るか、Had が出るか、Should が出るかの3つだけです。
覚えやすいように、主語を I にしましたが、主語は何でもいいです。
倒置は文語的な表現で、普通は使いません。