be動詞を用いた文の疑問文
be動詞を用いた文の疑問文 その1
さて、今日は疑問文「〜ですか」という文を覚えます。
日本語では、相手に何かを尋ねるときは、どう言いますか。
例えば、次の文を日本語で、疑問文にしてみましょう。
「あなたは学生です」
↓
↓疑問文にする。(日本語ですよ)
↓
「あなたは学生ですか」
文の最後に「か」を付ければいいですね。
文章ならこれで十分です。
でも、声に出して読むときには注意点があります。
文の一番最後を下げて読むと、「(なあんだ)あなたは学生(なん)ですか」と、がっかりしたときの表現になってしまいますよね。
つまり、疑問文であることをはっきりさせるには、最後に「か」を付けるだけではだめなのです。
語尾(文の終わり)を上げ調子で読まなければなりません。
「あなたは学生ですか」 ↑
では、英語では、どうなるのでしょう。
英語には日本語の「か」に相当する言葉はありません。
そこで、語順を変えることによって、疑問文であることを示すのです。
英語は、語順が重要!
英語では、be動詞を文頭(文の一番前)に持ってきます。
You are a student.
↓
Are you a student ?
簡単ですね。
You と are の語順を入れ換えたら、疑問文になります。
注意点が3点あります。
文の初めは大文字なので、are が Are になります。
( You は文中に入ったので、you になります )
最後に、?(クエスチョンマーク)を付けます。
そして、文の最後を上げ調子で読みます。
まとめると、
文の初めは大文字で始める。
最後に?を付ける。
文の終わりは上げ調子で読む。
3点、覚えましたか。
さて、尋ねられたら、答えなければなりません。
あなたが学生なら…
Yes, I am. 「はい、そうです」
学生でなければ…
No, I am not. 「いいえ、違います」
I am は、短縮形の I'm で表すのが普通です。
No, I'm not. とします。
「あなたは〜ですか」と聞かれたら、「はい、私は〜です」と答えます。
他の be動詞の am や is を用いた文も同様に、疑問文にするときには、am や is を文頭に出します。
Am I 〜 ?
Is he 〜 ?
こうなりますが、Am I 〜 ? と言うことは、実際にはあまりないでしょう。
さて、今日のまとめです。
be動詞のある文を疑問文にするときは、be動詞を文頭に出す。
be動詞で尋ねられたら、be動詞で答える。
疑問文は、重要です。
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