ケータイ版最強の英文法

時制-006


 

☆Tense-006
● Choose the best answer from the four choices.

 

006. I (   ) on the problem for five hours when I finally solved it.

 

(1) have worked
(2) had been worked
(3) had been working
(4) will have worked

 

 ↓
 ↓選んだ?
 ↓
 ↓
 ↓

 

●Answer

 

006. (3) had been working

 

「最終的にその問題を解いたとき、私は5時間その問題に取り組んでいた」

 

まずは、いつの話なのかを決めることが大事!

 

--------------

 

【解説】

 

☆時制-006
●適語句選択

 

006. I (had been working) on the problem for five hours when I finally solved it.

 

「最終的にその問題を解いたとき、私は5時間その問題に取り組んでいた」

 

完了の進行形を覚える!

 

時制の問題は、まず基本時制を決めるということが重要です。
基本時制とは、現在、過去、未来です。
ここをきちんと決めてから問題を解かないとグデグデになってしまいます。

 

設問では、when I finally solved it. の部分から、過去のことであることがわかります。
これで、(1)は現在完了形、(4)は未来完了形なので、選択肢からはずれます。

 

過去とわかったら、次に過去形か過去進行形か過去完了形か過去完了進行形かの判断をします。

 

過去形「〜した」
過去進行形「〜していた」
過去完了形「〜してしまっていた」
過去完了進行形「ずっと〜していた」

 

ここでは、for five hours が目印となります。
「5時間ずっと」です。
過去のある時点で、「ずっと〜していたことになる」というのを表すには、過去完了進行形を用います。
意味の分類においては「継続」です。

 

形は、had + been + 〜ing です。

 

had + p.p.
+   be + 〜ing
--------------------
had been 〜ing

 

となります。

 

よって、had been working が正解となります。

 

ただし、前回説明したことを思い出して下さい。
work は動作動詞の中でも、その意味自体に継続性が含まれる動詞です。
ですから、完了の進行形ではなく、単なる完了形でも「継続」の意味を表すことができます。
他にも、learn「学ぶ」, study「勉強する」, rain「雨が降る」, snow「雪が降る」, sleep「眠る」, stay「滞在する」, wait「待つ」などの動詞がありました。

 

これらの動詞は一時的なものではなく、それ自体に継続性が含まれています。

 

つまり、
I (had worked) on the problem for five hours.
I (had been working) on the problem for five hours.
どちらの表現もたいした意味の違いはありません。

 

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