接続詞-010
☆Conjunction-010
● Correct the error.
010. It was London that Mr. Yamada bought this umbrella last year.
↓
↓訂正した?
↓
↓
↓
●Answer
010. × London → ○ in London
「去年山田さんがこの傘を買ったのはロンドンだった」
この that は何でしょう?
次回は「否定」です!
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【解説】
☆接続詞-010
●誤文訂正
010. × It was London that Mr. Yamada bought this umbrella last year.
× London → ○ in London
「去年山田さんがこの傘を買ったのはロンドンだった」
強調構文
It is 〜 that …
「…なのは、〜だ」
強調したい語句を It is と that の間に入れて強調するのが強調構文です。
この that は GENIUS(大修館書店)では、代名詞に分類されています。
また、強調するものが人の場合は、It is 〜 who … となることもあります。
もともと以下の文があったわけです。
Mr. Yamada bought this umbrella in London last year.
「山田さんは去年ロンドンでこの傘を買った」
この文の in London を強調するために、It is と that の間に in London を入れます。
London「ロンドン」だけではだめです。
in London「ロンドンで」という前置詞句を強調します。
It was in London that Mr. Yamada bought this umbrella last year.
「去年山田さんがこの傘を買ったのはロンドンだった」
強調構文を用いた文では、It is 〜 that …の、〜の部分を that …の所に戻したときに、きちんと文が成立しなければなりません。
強調構文では、動詞や形容詞は入れられません(強調できません)。
その他のものは、ほとんど強調できます。
last year を強調したければ、It is と that の間に last year を入れれば良いのです。
It was last year that Mr. Yamada bought this umbrella in London.
「山田さんがこの傘をロンドンで買ったのは去年だった」
なお、形式主語を用いた it is 〜 that … は形は似ていますが「it 〜 that … の強調構文」とは違います。
it 〜 that … の構文では、基本的に it と that の間に形容詞や名詞が来ます。
そして、この that は、主語となる節を導く接続詞に分類されます。
It is important that you obey the rules.
「あなたが規則に従うことが重要です」
強調構文と違い、important を後の文に入れても、文が成立しません。