接続詞-005
☆Conjunction-005
● Fill in the blank with a suitable word.
005. Young ( ) he is, he has much experience.
= ( ) he is young, he has much experience.
↓
↓埋めた?
↓
↓
↓
●Answer
005. as, Though
「彼は若いけれども、経験が豊富です」
形容詞(副詞、名詞)+ as + S + V 〜
「Sは〜だけれども」
as が譲歩を表すことがある!
as の用法を覚えましょう。
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【解説】
☆接続詞-005
●適語補充
005. Young ( as ) he is, he has much experience.
= ( Though ) he is young, he has much experience.
「彼は若いけれども、経験が豊富です」
形容詞(副詞、名詞)+ as + S + V
「Sは〜だけれども」
as が譲歩を表すことがある!
語順を見て判断をすること。
形容詞
Tired as he was, he worked hard.
「疲れていたけれども、彼は一生懸命働いた」
副詞
Much as I pitied him, I couldn't help him.
「彼を非常にあわれに思ったけれども、私は彼を助けることができなかった」
名詞
名詞は常に無冠詞(冠詞を付けない)で用いられます。
Child as he was, he was brave.
= Though he was a child, he was brave.
「子供だけれども、彼は勇敢だった」
名詞が来る場合、無冠詞( a an the が付かない )なので要注意。
「彼は子供だけれども〜」
〇 Child as he is, 〜
× A child as he is, 〜
though で書き換えると、a が必要です。
〇 Though he is a child, 〜
ただし、この as が文脈から「〜なので」(理由)となることがあります。
Tired as she was, she went to bed early.
「彼女は疲れていたので、早く寝た」
違いをしっかりと覚えておきましょう。
少し詳しい話を付け加えておきます。
興味のある方はどうぞ。
形容詞 + as + S + V「〜だけれども」について説明します。
(以下、英語語法大辞典の受け売りです)
young as he was はもともと、as (so) young as he was という形で、「彼くらい若くして」と言う意味で、独立句的に用いられていたのだそうです。
13世紀ごろ〜18世紀ごろまで広く用いられていた表現だそうです。
それから、as (so) が脱落して、young as he was になりました。
前に as (so) があった名残りも見られます。
Big a puzzle as it was「それは大きな難題ではあったが」などの表現です。
前に sa (so) があったとすると、この語順になります。
譲歩の as の前には様々なものが来ます。
形容詞 young as he was
現在分詞 Living as I do
過去分詞 Burdened as he was
名詞 Child as he is
副詞 Much as he liked the girl
などです。
注意点がいくつかあります。
まず、名詞が来るときは、無冠詞( a や the が付かない)になる。
Child as he was, he was looked up to.
「子供であったが、彼は尊敬されていた」
次に、as が譲歩ではなく、理由「〜なので」を表すことがある。
Tired as he was, he went to bed early.
= As he was tired, he went to bed early.
「疲れていたので、彼は早く寝た」
この「〜なので(理由)」を表す用法は、比較的数が少ないということです。
このような意味を持つようになったのは、もともと as に「〜なので」という意味があるからであろうとのことです。
どちらに訳すかは、前後関係から判断するしかないとのことです。
なお、分詞構文の強調に見られる、as + S + V は、単なる挿入と考えるのが良いとのことです。
Standing as it does on a hill, the church commands a fine view.
「そのように丘の上に立っているので、その教会は眺めが素晴らしい」
よく見る表現ですが、譲歩の as とは、成り立ちが異なります。