時制-001
■Tense-001
●Choose the best answer.
001. The ice will melt if the temperature ( ).
(1) rose
(2) rises
(3) will have risen
(4) will rise
↓
↓選んだ?
↓
↓
↓
●Answer
001. (2) rises
「温度が上がると、氷は溶けるだろう」
時や条件を表す副詞節の中では、現在はっきりしていることは、現在形で表します。
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【解説】
■時制-001
●適語選択
001. The ice will melt if the temperature (rises).
「温度が上がると、氷は溶けるだろう」
時や条件を表す副詞節の中では、現在はっきりしていることは、現在形で表します。
まず副詞節とは?
副詞の働きをする節。
副詞とは、名詞以外を修飾し、程度や様子を表します。
例えば、
He ran fast.
fast は ran (動詞)を修飾するので、副詞です。
「速く→走る」
また He ran.「彼は走った」でも文は成立します。
副詞は文の要素にはならない修飾語なのです。
さて次に節ですが、
節とは「2語以上のひとまとまりで、一つの品詞の働きをして、その中にS(主語)とV(動詞)を含む」ものを言います。
問題文の、
The ice will melt if the temperature (rises).
この文において、if the temperature rises は melt という動詞を修飾し、その中にS V を含むので、副詞節になります。
「温度が上がったら → 溶ける」
また、if the temperature rises がなくても文は成立します。
つまり、修飾語句であり、文の要素にはなりません。
だから、これは副詞節です。
そして「温度が上がれば、氷は溶ける」のであり、「温度が上がらなければ、氷は溶けない」。
現在はっきりしていることを述べているので、現在形で表します。
よって、答えは(2)の rises になります。
仮定法ではないので、過去形の rose は用いません。
「温度が上がるだろうなら」なんて、変な条件はないので、will も用いません。
しっかりと覚えておくことは
「現在はっきりしていることは現在形で表す!」
ということです。